ことが起きる前に防ぐ

1833年

今から約180年前

初夏

二宮尊徳は

朝食に茄子を食したが

味が

秋茄子のようであった。

 

これに首をかしげた

二宮尊徳は

初夏には

初夏の茄子の味あり

秋には

秋の茄子の味あり

今この茄子は

秋茄子の味あり

 

これ本年の

気候不順なる証なり

として凶作に備えて

冷害に強い作物を

植えさせた。

 

しぶしぶ従った

農民達であったが

やがて

天保の大飢饉が起ると

その先明に驚き

一人の餓死者も

出なかったことに

感謝したという。

 

ことが起きてから

火消しに走る

 

評価されやすい

行為です。

 

ことが起きる前に

気づき、防ぐ

 

何もおきないので

評価されにくいです。

 

実は

何よりもすごく

評価されるべき

行動だそうです。

 

誰も気づかなくても

神様がみています。

 

徳の貯金に

なるそうです。

 

徳の貯金を

積み上げると

 

徳の貯金の分だけ

精神的な

幸せを必ず

頂けるそうです。