真実の愛

あるところに

鎖のない

懐中時計が宝物の

少年と

 

長くてきれいな髪が

宝物の少女が

いました。

 

2人はものすごく

愛し合っていました。

 

ある時お互いの誕生日が

近いため

お互いで

プレゼント交換を

することになりました。

 

ところが

お金のない2人は

考え込みました。

 

少年は意を決して

宝物の鎖のない

懐中時計を売り

彼女の長くて

きれいな黒髪に

似合う髪飾りを

買いました。

 

少女は意を決して

宝物の長くて

きれいな黒髪を売って

彼氏の懐中時計に

似合うチェーンを

買いました。

 

お互いのプレゼントを

見てみると

お互いに

役に立たないものに

なっていました。

 

しかしお互いが

お互いを想う

深い愛が

残ったそうです。

 

一番大切なのは

物ではなくて心です。

 

最近はたくさんの物が

あふれ豊かになった分

心が貧しくなったように

感じます。

 

真実の心、愛

もう一度

考えてみましょう。